皆さん、こんにちは。川野塾 塾長の川野秀明です。
私は、2004年まで国内最大手の税理士試験予備校で、10年間講師を務めてきました。
その中で知ったのは、税理士試験が、一部の合格者とたくさんの不合格者で構成されているという現実です。
数え切れないほどたくさんある人生の選択肢の中で、「自分は税理士になるんだ」と決意した瞬間、頭の中には、高級スーツを身にまとい、その胸には金色の税理士バッジをつけて、クライアントから100%の信頼を受けて、バリバリと仕事をしている自分を、少なからずイメージしたことでしょう。
しかし、現実は甘くはありません。
ご承知のとおり、税理士試験は1科目の合格率が平均13%で、これを5科目合格しなければならないという、究極の競争試験です。
私の長年の経験では、税理士試験を目指した人が最終的に5科目合格して税理士になる確率は、100人に1人程度だと思います。
このように税理士試験は、本当に厳しい試験なのです。
勘違いしないでください。
私はあなたに税理士試験をやめなさいと説得しているのではありません。
それどころか、私はあなたに是非税理士試験に合格してほしいのです。
そして、税理士試験はあなたが今まで生きてきた中で、最高の力を出せば必ず合格することができます。
なぜなら、合格率が13%もあるからです。
さきほどの言葉と矛盾するかもしれませんが、合格率が13%ということは、他の試験と比較しても決して低いものではありません。つまり毎年毎年13%の試験科目を5回合格すれば、あなたは税理士試験に合格することができるのです。
「先生、どんな人が試験に合格するのですか?」私は、講師をしていた時、たくさんの受講生にこの質問されました。
私の回答は、「本気になって死ぬ気で勉強している人が、確実に合格します」ということでした。
これを聞いた方は、「わかりました。私も死ぬ気で頑張ります」と必ず言います。
だけど、死ぬ気で頑張る人など、ほとんどいません。
勉強して死ぬぐらい頑張ることができる人など、めったにいません。
だから、あなたは合格できないのです。
税理士という資格は、大変素晴らしい資格です。だから、私はあなたに税理士試験に本当に合格してほしいのです。
私は昨年、10年間勤めた予備校を辞めました。なぜなら、システム化された予備校の授業だけでは、私の授業を一生懸命聞いてくれる受講生の方全員を合格させることは不可能だと感じたからです。そして1年間かけて税理士試験に合格できるシステムを研究しました。そしてついに完成したのが、個別管理システムなのです。 |